1人1人が主役

コンパスウォークで働く楽しみの1つは利用者の1人1人とと話すことです。

自分が生まれる前の話や生活感の違いなど、私の倍以上生きてる皆さんからはいつも教えてもらうことばかりです。

ただその中でも耳にするのは『こんなに生きてしまった』とか『もう先は長くない』などマイナスな言葉。

いつも意欲的にリハビリに取り組む中で、そんな言葉をよく聞きます。なんと返事を返すのが良いのかわかりませんでした。

そんな中、今日1人の利用者さんが教えてくれたことがあります。

その利用者さんは何かにつかまっていないと全然足が前に進まない問題を抱えていました。コンパスに通って3ヶ月が経った今日、手すりも何もない所で大きく足を出して歩かれました。

それを見た時心の底から嬉しくて感動しました。そして家にお送りしたときに、この事をご家族の方に報告するととても喜んで下さいました。

私はコンパスウォークで働きながらフットサルの選手としての活動をしています。

試合に勝てば嬉しいし、負ければ悔しいです。

でも勝っても負けても応援してくれる人がいて、その人たちに夢、希望、感動を届けることもできます。だから頑張れます。

利用者さん1人1人も今より状態が良くなればそれがたくさんの人に感動を与え、同じような症状で悩んでらっしゃる方に希望を与えられます。

コンパスウォークに通う利用者様1人1人が選手であり、主役だと思いました。

そのお手伝いをまた明日もできるようにスタッフ一同頑張っていきます😊

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